娘はシンガポールで〈マザーズアースコミュニティ〉という、自然派育児をしたいお母さんが学べる日本人のコミュニティを運営しています。
スタートから2年で、参加者は約150人になったと聞きました。
その仲間の皆さんが開いてくれた"出産祝いの会"に参加させてもらいました。
昨年9月、このコミュニティの中で
"脳の発達"を切り口に、子育てについて私がお話をする機会をもらいました。その時受講してくださった方々とも、再会することができました。
そしてご主人の仕事の都合で日本に帰任する方の送別会もあり、私からミツロウのリップクリームをプレゼント。新しい生活へのエールを贈りました。
シンガポールでの子育てについて、皆さんに聞いてみました。
《嬉しいこと》
①子どもがぐずっていると、通りがかりの人が面白い顔をしたり、声をかけたりしてあやしてくれる。
②子連れの外出では、ベビーカーの移動やドアを開けるなど気軽に手助けをしてくれる。
③視線にも温かさを感じる。
《日本では?》
①スーパーや乗り物で子どもがぐずると、周りの視線が冷たく感じてなんとか泣きやませようと一人で必死になってしまう。
②いい母親のふりをしなければという思いに駆られる。
なぜこんなに違いが?
開放的な気候のせい?
【後日娘宅を訪ねてくださったYさんへハンドマッサージ】
そういえば私も、日本にいるときには「余計なことかしら?」と声かけをためらっていた場面も多くあったように思います。
これからは遠慮せずに声をかけてみましょう。その方がママにとって断然嬉しいとがわかったのですから。
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出かけた先で親子が集う場所を見つけました。
民間経営のプレイスペース。日本でいう子育て支援センターのような所。
思い切って入り、受付スタッフの方に聞いてみました。
料金-2時間・25ドル(約¥2.000)
利用- 0.6才〜3才まで
冷房の効いたスペースは魅力ですが、気軽にとはいかない金額ですね。
シンガポールでは公園など外で楽しむ施設はあちこちあるそうですが、歩き出すまでの小さな内は、暑い気候ということもあり過ごせる場所を探して本当に困ったという話も聞きました。
日本では子育てサロンが整備され、場所には恵まれていますね。
普段の生活の中でも、ママたちが過ごしやすいようにもっと気軽に声かけできたらステキだなと感じました。