「一緒に乗ろうか!」 バスのステップに足をかけようとしていた幼子に声かけして手を引いた。
ママはもう一人の子を抱っこ、乗降口は高く片手は繋いでいても大変そうに見えたから‥
「あっ すいません 」とママの一言、手伝えてよかったとほっとした
シンガポール🇸🇬で子育て中の娘からいつも聞いている、
外出先では誰かが助けてくれるのだと。
娘の運営する🇸🇬日本人コミニュティーで、コロナ前2回「子育て講座」を担当した。
受講してくれたママたちに【子育て事情】を聞いてみた。
《シンガポールで嬉しいこと》
①子どもがぐずっていると通りがかりの人が面白い顔をしたり、声をかけたりしてあやしてくれる。
②子連れの外出では、ベビーカーの移動やドアを開けるなど気軽に手助けをしてくれる。
③視線にも温かさを感じる。
《日本では?》
①スーパーや乗り物で子どもがぐずると周りの視線が冷たく感じて、なんとか泣きやませようと一人で必死になってしまう
②いい母親のふりをしなければという思いに駆られる
‥‥なぜこんな違いが?
暑い気候❓
多国籍民族の国だから❓
それにしても
ママがのびのび居られる心地よさ🇸🇬
か、
緊張感で身が縮む思いで過ごすのか🇯🇵
この差は大きい‥
札幌市では虐待を防ぐために第2の児相を作る、関係機関の情報共有を徹底すると対策を講じている。
でも本当にママ達が求めているのは、なんだろう。
『大丈夫だよ、安心して子育てしてね』というメッセージが日常的に送られること
『あなたらしいやり方でいいんだよ』と見守る視線
皆さんの声にそんな風に気付かされた。
いまやっと躊躇なく声かけできる年代になった私、子育て期から孫育て期に移行‥
今だから穏やかに見守ることができる
子育てする一人の女性としてのあなたの思いに寄り添い、ひと時の安らぎになる場所が"yuzca"でありたいと思っています。
※写真は二人の孫、4才1才の時