ゆずかの風

手で幸せを作る新たなビジョン

ふれるが真ん中!介護と看取り.第4回ZOOMお話会報告

タッチケアを育む会主催・zoomお話会】は、

各界で活躍するゲストを招き、

『ふれる』ことを真ん中に置いて自由に語り合う交流会です。

 

今回のゲスト

認定NPO法人葬送を考える市民の会  代表理事、斎藤弘美さんが、

 

『コロナ禍のふれられないお別れ』・・・その後に沸き起こる、

怒りにも似たやり場のない気持ちはグリーフケアが長く必要になる

 

また、『終末期の家族の姿』に怖さが先立ち「ふれてはいけない」と感じることで、

見送った後の後悔や喪失感が大きくなってしまう‥


そんな会員の方々の姿を語って下さいました。

 

『介護期から自然にふれるケアを続けながら 看取りを経験できると、
 それがその後の立ち直りのチカラになる』

 という言葉が心に残ります🌿

 

参加者からも


「ふれていいか迷う家族に、背中を押す言葉を届けたい」元看護士

「手を握ってもらった安心感は忘れられない」手術.体調不良時など

深い思いが交わされた時間となりました🕊️

 

最後に、穏やかに自分を慰めるセルフケアを、谷のリードでやってみました。

自分自身のやり場のないつらい気持ちを認めて、セルフケアで受け止める

「副作用はありません、ぜひ試してみて下さい」と締めくくりました。

 

****   ****   **

ふれることは、誰もができる想いを伝えたり自分を慰める手段💕

これからも、
さまざまな視点から〈ふれるを真ん中〉に交流会を重ねていきます💖

 

次回もお楽しみに!

 

今回のお話会の告知に使用した文面です。

以下、この回の皆さんの発言を文字お越ししてみました。更に臨場感を感じられる内容として追記します。

 

冒頭、ゲスト斎藤さんより近年の葬送の背景が語られる。
 コロナで直接触れることが難しくなり、触れ合えないままのお別れが増えていることへの問題意識。
谷さんが「タッチケア」を広めたいと思って活動している背景が語られる。

 

❷ 谷さんの体験
 昨年の夏にお母さんを見送った経験。終末期から看取りまで、ずっと触れ続けることが支えになった。

「触れていいの?」という不安を持つ人が多いことも共有。

 

❸ 参加者の声
 - 見取りのとき、病院では面会制限で、最後に手も握れず後悔する人が多い。
 - 普段から触れることに慣れていないと、いざという時に自然にできない。
 - 家族への触れ方は、親・子・配偶者など関係性によっても難しさが違う。

 

❹ 参加者の具体的な体験談
 - 親の介護を通じて自然に触れる場面が増え、抵抗が減った。
 - 怖い手術の前に看護師に手を握ってもらい安心した。

 - 元気をなくした高齢者宅を訪問の際に、ラベンダークリームで手をマッサージ → 「もう死にたい」と漏らしていたが、
「もう少し頑張ってみるわ」と前向きに変化。

 - 看護や介護の場で「一緒にやりましょう」と誘われると家族も自然に触れられる。

 --救急搬送のとき、付き添って同乗してくれた上司が手を握ってくれて「一人じゃない」と安心した。
    

❺ 全体のテーマとして浮かび上がること
 - 「触れる」ことは安心や勇気を与える力がある。

 - でも日本人は日常で触れる習慣が少ないから、急にはできない。

 - 普段から小さな触れ合いを重ねておくことが大切。

 - 触れ合いは、亡くなる人にとっても、残される人にとっても「後悔しない別れ」につながる。

以上

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