ゆずかの風

アロマセラピストになって感じること

ニジェールと息子からの電話

 もしもし…  

ホントに久しぶりに聞く次男の声。
やっぱり嬉しい!
思わず弾んだ声で返事する。

息子はバンド活動を大切にしながらCD製作.発売へこぎつけたところという。

『やっぱり朝がいいな、朝起きて働く生活に戻りたいよ』

そんな息子に 
たった今聞いてきたニジェールの話をした。

日本の24時間中1時間の電力はサハラ砂漠の国ニジェールウランで賄われているんだって。

その砂漠を自転車をこいで旅していた日本人の若者がいて
彼が今一番食べたいと言ったのは母の味つけの卵焼きだった。

遠い所に行けるのはローカルが充実しているから。
ローカル充実で羽ばたける。
グローバルとローカル、どちらも大切な事。

世界は広い!(そういえばアフリカ旅行もしてたよね)

一つの事に行き詰まったら、別の世界を見ていけば、追い詰められる事はない。

だから自分の中にいろんな世界を持つ事を大切にするといい。

そして 

死に方は選べないけど生き方は選べる。

チャレンジしてダメだったら戻ればい
い、そう思うと気が楽!

動かずに澱をためることの方が後悔する!
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次男との電話は
サハラ砂漠移動図書館』と銘打った講演会、コモンニジェール代表 福田英子さんの話を聞いた まさに帰り道の事だった。

無電化の村にソーラーランタンを寄付し、寺子屋を開き、最貧国にしてこの笑顔という子ども達の写真をたくさん見せていただいた。

最近、近くばかりを見てしんどくなりかけていた私に 福田さんのパワフルな声と行動力は染みてきた。

次男に話しながら、自分自身に語りかけている時間だった気がする。


何時でもまた連絡して。

うん、いい話をありがと。

振り子のように 清々しい返事が帰ってきた。